フレームの利用

[フレーム]は、プラウザのウインドウを幾つかに分割し、それぞれの枠に別々のHTMLを表示して全体として一つのページを構成する機能です。[フレーム]を定義するには、[フレーム]を定義するページとそれぞれの[フレーム]に表示させるページが必要です。

設定の [基礎知識]
① フレーム領域の定義  <frameset></frameset>を使います。
② [縦の分割]には    <cols>を使います。
③ [横の分割]には    <rows>を使います。
④ フレームを定義するペー ジには<body></body> を記述する必要はありません。
⑤ frameset></frameset> では、<cols>と<rows>同時に指定することは出来ません。

[フレイムフアイル]の作成

[フレイムフアイル]は、左図のように三つのフアイルから構成されています。これに[HTML定義フアイル]を加えて四つのフアイルの作成が必要です。

ページを3分割する[タグ]の書き方。
<html>
<head><title>
ページを3分割する</title>
</head>
<frameset rows="80%.20%">
<frame src="bottom.html">
<frameset cols="50%. 50%">
<frame src="left.html">
<frame src="top.html">
</frameset>
</frameset>
</html>

[例示 海外旅行記]

下の例示は、[kaigai_left.html][kaigai_top.html][kaigai_bottom.html]の三つのフアイルで構成したものです。

これらを統合して表示させるには、<frameset>の記述が必要となります。因みにこの[定義フアイル]は下記の通りです。

<!DOCTYPE HTMLPUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<HTML>
 <HEAD>
<TITLE>海外旅行記</TITLE>
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<META http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
</HEAD>
<FRAMESET rows="80%,20%">
<FRAMESET frameborder="0" cols="25%,75%">
<FRAME src="kaigai.files/kaigai_left.html" scrolling="yes">
<FRAME marginwidth="30" marginheight="30" src="kaigai.files/kaigai_top.html">
</FRAMESET>
<FRAME src="kaigai.files/kaigai_bottom.html">
<NOFRAMES>
<BODY>
</NOFRAMES>
</FRAMESET>
</HTML>

[フレイム]の境界線

[フレイム]の境界線の表示/非表示を設定するには<frameset frameborder>を使います。 [フレームの境界線]を表示するには<frameborder>を[1]又は[yes]を指定します。<frameset frameborder="1">
又、境界線の色を変更する場合は<bordercolor>を使います。

[フレームの境界線]を非表示するには<frameborder>を[0]を指定します。

<frameset frameborder="0">






[スクロールバーの設定

[スクロールバー]の指定で、<yes>を指定するとスクロールバーが表示されます。
又、<no>を指定するとスクロールバーは表示されません。