雨宮次郎(あめのみや じろう) 黒田清隆像


制作者の雨宮(あめのみや)次郎さんは、1889年水戸市で生まれ東京美術学校彫刻科を卒業後は帝展、文展、日展等に出品し、1857年には日本芸術院賞を受賞しています。1970年5月13日死去されました。
大通公園西10丁目(右図)に、ホーレスケプロンの像と並んで建立されています。黒田清隆は、明治3年に開拓次官、後に開拓長官に就任しましたが、北海道開発の重要性を認め大きな力を発揮しました。外国からもケプロンはじめ多くの専門家を招聘、また、官営事業なども積極的に推進しました。像は昭和42年の北海道開道100年を記念して建てられ、制作は雨宮治郎、題字は当時の知事町村金五が揮毫しました。