佐藤忠良(さとう ちゅうりょう) あぐら

あぐら
中央区北2条西7丁目[かでる27(右図)の1階ホール入り口の壁面に設置されています。彫刻の側には作者のコメントが記述されています[動かぬ彫刻に抑制を与えながらその生きざまに挑もうとした一つの試みがこの[あぐら]である]。
中央区北2条西7丁目[かでる27
佐藤忠良さんは1912年宮城県で生まれましたが幼少時は母の実家のある北海道夕張市で過ごしました。旧制の札幌二中(現在の札幌西高校)を卒業後東京美術学校彫刻科に進みましたが後年はシベリア抑留生活を送っています。帰国後は彫刻界で活躍し数々の受賞に輝いていますが2011年3月98歳で死去されました。本道にも縁の深い佐藤さんの作品は札幌市内を始め各地で目に触れる事が出来ますが、吾々にとっても身近な彫刻家としてそれぞれの作品に親しみと愛着を感じさせてくれます。