開拓使本庁舎史蹟
道庁の赤レンガ庁舎の隣に[史跡]の標石が置かれてあります。標石に並んで、史跡の由来を記した案内があります。ここには大凡次の様に記されています。[開拓使は明治5年(1872年)9月開拓使本庁が出来、現在の西4丁目通から西8丁目通までと、北1条通から北6条通までを敷地として、明治6年(1873年)本庁舎が完成した。この庁舎も明治12年(1879年)1月17日の火災で焼失した。開拓使は明治15年(1882年)2月8日に廃止され、三県一局時代を経て、明治19年(1886年)1月26日、北海道庁が設置された。北海道庁舎は明治21年(1888年)12月14日竣工したが、明治42年(1909年)1月11日の火災のため内部と屋根を焼失した。明治44年(1911年)11月15日、もとの姿に近い形で修復を終え[赤レンガ]の名前で親しまれてきた。昭和43年(1968年)、北海道百年を記念してもとの姿に復元された。]