札幌建設の地碑
この碑は、開拓判官島義勇が札幌の街造りの基点を定めた場所を残そうと建立されたものです。場所は南1条東1丁目の創成橋の袂です。この碑は、関敏の制作で、高さ1,4メートル、スエーデン産の黒御影石を使い球状の上に東西南北を表徴する様にモチーフされています。台座は当時の札幌市長原田与作の書で次の様に書かれています。[この地は、銭函から千歳に抜ける道と藻岩山麓を通り篠路に行く道路の交差点に当たり、明治2年11月10日、開拓判官島義勇石狩大府の建設をこの地から始めた。今日の札幌市はこの付近を基点として発達した]。