樺太開拓記念碑
この碑は、樺太からの引揚者が先人の偉業を称え、慰霊のために昭和48年8月23日、北海道神宮の境内の一隅に建立されたものです。題字は当時の北海道知事堂垣内尚弘さんが揮毫しています。碑の裏面には、間宮林蔵の樺太探検から日露戦争後の南樺太、昭和20年のソ連軍の侵攻と領有など、樺太に関してその歴史が克明に記載されています。現在の日ソ間の領土問題に絡んで考えさせられる碑の一つです。