圓山開村記念碑

現在の円山地区は、札幌山の手の住宅街としても大きく発展しましたが、この地には明治3年、酒田県(現在の山形県)から30戸、90人が入植したのが始まりです。この碑は開村20年を記念して明治23年に建立されましたが、その後昭和3年8月、円山公会堂(現在の円山会館)の前庭に移設されています。大きさは、高さ2.4メートル、幅1メートルの天然石で出来ています。開村当時の円山は、明治3年が庚牛の年であったことに因み[庚牛三の村]と命名されていましたが、明治4年、岩村開拓判官によって[円山]と改名されました。