北千島慰霊碑
この碑は、日高産の石で出来た重厚なものです。碑題は当時の北海道知事、堂垣内尚弘さんの揮毫によるものです。太平洋戦争当時、千島列島の最北端に位置する[シュムシュ][バラムシル]の島々は本土防衛の第一線でした。昭和20年8月18日、終戦後ソ連軍が北千島の占領を目指して猛攻を始めたため、武装を解除していた日本軍は大壊滅となりました。この侵攻で700人が尊い犠牲となつたほか、ソ連に抑留され命を失った人も多く、これらの戦死者の慰霊のため昭和50年8月23日建立されたものです。(護国神社)