石山通の南32条から僅かばかり西寄りに[上山鼻神社]があります。藻岩の山並みが続く山腹に小さな祠が造営されています。この神社は、明治24年馬匹の無事息災を祈念して[馬霊奇神社]の石碑を建てたのが起源だそうです(この石碑は神社の鳥居の前に現存しています)。写真の[猿田彦大神]の碑は、明治41年に長堀権吉が渡道した折りに持参した掛け軸を人々が参拝し、庚申講と称して石碑を建立して祀つたものです。