澄川開拓記念之碑
真駒内から澄川に通ずる[五輪通]の側、澄川4条11丁目の住宅地の中の階段を登ると小高い丘の上に[澄川開拓の之碑]が並立しています。左から[山之神][熊之神]碑、中央が[豊受姫神]碑、右が[新設大林]碑です。階段下の道路わきに[開拓記念之碑由来]1のパネルが設置されています。それによると[山の神碑]は、立木を伐る時に祀る神で、精進川官林伐採(明治5年)頃から残っていた明治43年建立の澄川最古の遺物で、[熊之神碑]は、開拓当時の熊の出没が多かった為、鎮めとして明治18年[山之神]と併せて祀ったものです。[新設大林碑]は、阿部山林が美林として全道一の表彰を受けたのを記念して建立したもので、碑文は当時の北大総長佐藤昌介氏によるものです。(大正5年建立)[豊受姫神碑]は、戦後(昭和21年)村人の心の拠り所と五穀豊穣を祈願して建立されたものです。