報徳碑
この碑は、滝本五郎翁の顕彰碑で、当初の碑が建立から107年経過し、刻印された文字が読みづらくなったため、現代文に改めて平成19年8月19日に再建されたものです。JR学園都市線[拓北]駅からペケレツト沼の方向に進むと[山口・茨戸連絡線(通称藍の道)]の一角に幾つかの記念碑や地神碑が建立されています。碑文には大凡次のように書かれています[滝本翁は徳島の生まれで明治14年札幌郡篠路〔拓北)の地区を開墾したが、その17年間は困難を極めたが粘り強く頑張り遂に690町歩を開拓し農民150人を入植させる偉業を達成した。明治23年には藍の製造で全国一等賞を受賞したが、明治32年10月9日、病のため64才で死去された。翁の偉業をこの地に永久に留まることを祈念して建立する]。