拓北記念碑
この碑は、篠路拓北土地改良区が建立したもので、かつての水田があった往時を偲び永く後世に伝えたいとの思いで昭和54年12月に建立したものです。碑文には、水田耕作から住宅地への転換の経緯が克明に記されています。[かっての拓北地区は、明治3年頃から開拓がはじまり最初は藍の栽培がおこなわれたが、次第に雑穀に移り大正の末期から昭和の初期にかけては石狩川から水を引き水田を造成した。戦後昭和38年からは都市化により住宅団地の建設が進み、昭和49年には日本住宅公団が区域の大部分を買収したため水田耕作に終止符を打つこととなつた]。