札幌村創建百年碑
かつての札幌村(現在の札幌市東区)は、大友亀太郎が開祖といわれ彼が開削した大友堀(現在の創成川)や御手作場は、札幌発展の基礎を作りました。大友亀太郎は、1834年(天保5年)現在の神奈川県小田原市で生まれました。青年時代は、二宮金次郎につかえ尊徳の考え方を学びました。安政5年幕府の命令で北海道に渡った亀太郎は、慶応2年4月23日、木古内の開発の仲間数人を連れて石狩の船着場に到着しました。早速先住の早山清太郎の案内で石狩平野を調査した結果、農業に適した土地で、ナラの木が多く茂り近くに川が流れている[元村]を開拓の拠点に決定したのです。