庚申塚

この庚申塚は、札幌市の原点である[札幌村](現在の札幌市東区)の元町地区の[ホームラン公園]の一隅に建てられています。庚申塚は北海道では珍しいのですが、暦の干支の庚申(かのえさる)の事で、60日毎に、また、60年毎に回ってくると言われています。中国の道教からの教えから来たものだそうです。当時の人々は庚申さんを祀り信仰すれば豊作になると信じ、家内安全もあわせてこの地区でも明治8年頃から庚申講が始められました。この庚申塚に埋蔵されていた酒器類の数々が札幌村郷土資料館に展示されています。