この碑は、厚別区東4条4丁目の[小野幌神社]の境内に建立されている[小野幌開基百年之碑]で、開拓が始つてから百年を経た昭和63年9月10日に建てられたものです。この碑の台座には大凡次のように記されています[昔、北の大地小野幌に一人の杣夫入りて、未開の杜に斧ふるいたり。爾来開拓の人々来たりて拓き、皆力を合わせて瑞穂の池造り、豊かなる田畑となりぬ。しかるにこの地にも都市化の波打ち寄せ、諸人語らいて美しい街をつくらんとす。今や国中の人ここに集いて大いなる街となり、開基百年を迎える。このときに当たり、先人の遺徳を偲び、古きを尋ねて新しきを知らんと、ここに、記念碑を建立する]。碑の文字は当時の札幌市長板垣武四さんの揮毫によるものです。また、碑文は、当時の道会議員国本康夫さんが寄稿したものです。