この碑は、厚別中央4条3丁目の[信濃神社]境内に建立されています。昭和57年9月は、明治16年に河西由造さんたちが厚別の地に入植してから百年の記念日にあたるため、厚別開基百年事業協賛会が記念のため建立したものです。碑の表面の文字は当時の札幌市長板垣武四さんが揮毫されたものです。碑の裏面に書かれている碑文には大凡次のように書かれています[歴史は悠久にして貴重な時間の流れである。厚別は河西由造他12名(信州信濃)の入植に始まり、当時不毛の泥炭地森林火山地帯のこの地に先駆者は遠大な理想のもとに開墾に着手、打続く水害冷害の災害に禍いされながら此の窮状を克服し爾来風雪百年今ここに政令都市札幌の副都心として、この繁栄を子々孫々に伝えることを希い厚別開基百年記念碑を建立する]。