吉田用水記念碑

この碑は、清田1条1丁目に建立されている[吉田用水記念碑]で、用水開削30周年を記念して大正8年に建立されたものです。アシリベツ地区は水田地帯として飛躍的に発展しましたが、その土台を築いた先人の一人として挙げられるのが吉田善太郎です。吉田等はこの土地を開墾するために厚別川から大谷地を通って月寒川に至る2613間(5q)の幅4m、深さ2mの用水路を4カ月で完成させました。それが吉田用水または善太郎用水と呼ばれており、現在も吉田川として名残を留めています。吉田用水の完成によって、水田開発と米作りは、その後もさらに広がりこの地区は豊かな水田地帯へと発展しました。