本願寺道路終点碑
この碑は、地下鉄澄川駅に近い平岸街道に建立されている[本願寺道路終点碑(平岸)]です。かつての[東本願寺街道]は、明治政府の許可のもと[東本願寺]が事業に着手する事となり、1870年(明治3年)現如上人に率いられた一行が7月に函館に上陸し、北海道で4本の道路の開削を行いました。その内の一つが、尾去別(現在の伊達市)から札幌市の平岸までに及ぶ[東本願寺街道]と呼ばれている道路です。[この難工事は明治3年(1870年)7月、尾去別より起工し翌明治4年(1871年)10月平岸の終点までを1年3ケ月という短期間で完成しました。総工費は18.057両(約2億円)、延人夫55.000を要した難工事でした。