札幌平岸林檎園記念歌碑

天神緑地の小高い丘の一隅に[石川啄木句碑]があります。句碑には[石狩の都の外の君が家林檎の花の散りてやあらむ]と刻まれています。この句は啄木が函館代用教員時代に知り合った橘智恵子について詠んだものです。当時札幌郊外で果樹園を経営していた智恵子の実家(現東区)の風景が詠われたものだそうです。平岸の林檎園と啄木は直接関係はありませんが、かつてリンゴで有名であった平岸リンゴを記念してこの句碑が建立されたものです。