故重延卯平翁之碑
この碑は、平岸5-7-6[平園公園]内に建立されています。重延卯平(うへい)は、平岸開拓の先駆者の一人です。現在の平岸地区は札幌市の豊平区にあり、かつては[リンゴ]の生産地として良く知られている地区です。重延卯平は、1874年(明治7年)愛媛県越智郡菊間村に生まれました。彼は父が早死したので叔父の久太郎に供われて1884年(明治17年)渡道し平岸に入植しました。卯平の功績は村にはじめて水田を開いて農業の発展に尽くした恩人として今尚平岸開拓の先駆者として崇められています。卯平は、1935年(昭和10年)6月25日、62才で他界しました。