札幌南沢神社[南区南沢3条4丁目]

神社の全景
川沿地区から山の手に進むと、南の沢です。バス路線の南沢4条3丁目の停留場側に[南沢神社]があります。この道を更に進むと小高い丘の上に東海大学のキヤンパスがあります。
本殿
この神社は、明治27年この地に入植した袖森長八が札幌三吉神社の御分霊を拝受して小祠を建てたのが始まりです。当時は[南沢三吉神社]として祀られていましたが、大正2年に麻田小興門が私有地を寄付して12坪の社を建立しました。現在の社殿は昭和50年に造営されたもので、社殿も立派で境内も整備されたすがすがしい雰囲気の社です。ここには、三吉大神、大己貴神、菅原道真公が祀られています。
南沢開基百年記念碑
鳥居の前に開基百年記念碑が建立されています。この記念碑は、平成8年に建てられたものですが、この地区は、当初は山鼻村八垂別でその後山鼻村と円山村が合併して藻岩村八垂別、円山町八垂別と変わり、昭和16年、円山町と札幌市が合併するにあたり、町名も[旧八号沢]から[南沢]に改称されたものです。札幌で二番目に古い山鼻兵村の公有地として開拓が進められ、明治14年には山鼻小学校の学田に指定されています。このあたりは昭和18年頃までは牧場が多く牧草畑と果樹園が多かった地域ですが、現在は、東海大学が進出して大学・高校も建ち新しい住宅団地も造成され住宅地として大きく発展を続けています。
ラベンダー神社の境界面にラベンダーが植えられ、この中に[ラベンダー発祥の地碑]が建てられています。日本で最初に香水の原料であるラベンダーが栽培されたのが昭和15年で昭和30年頃が最盛期でした。近年ラベンダーは大変有名になり、ラベンダーと言えば富良野が連想されがちですが、上富良野でラベンダーが栽培されたのは昭和23年で札幌南沢が名実共に発祥の地です。この近くの東海大学でもラベンダーの栽培が盛んに行われ観光スポツトとしても脚光を浴びています。

ラベンダー発祥の地碑
[ラベンダー発祥の地碑]です。この銘板には大凡次の様に記されています[ラベンダーの原産は南フランスで昭和12年曽田正治氏がその種子を入手し3年間の試験栽培の後、昭和15年に南沢農場を開設し日本で初めて本格的なラベンダーの栽培を行った。この貴重な事実を顕彰しラベンダーを南沢のまちづくりの象徴とするためここにその由来を標す]。