白石神社[白石区白石本通14丁目]

本殿
白石神社の社殿です。正門前の[由緒記]によると[この神社は明治5年3月白石村百番地を社地と定め札幌神社が円山に移転したのでその旧社殿をここに移転して社殿としたものです。開拓使の岩村通俊が橿原神宮から御分霊を奉戴して白石村守護産土神として奉したことに始まります]。ご祭神は[神倭磐余昆古尊(かんやまといわれひこのみこと]です。
白石伏見稲荷社
この神社の境内は、さながら[庭園]と呼ぶに相応しいロケーシヨンです。広い木立に囲まれた境内には[白石伏見稲荷社][白石天神社][白石竜宮社]などがありますが、写真は、縁結びの神様として名高い[水天宮]です。朱色の鳥居と橋そして拝殿など彩りも鮮やかです。
庭園
境内の池です。木々の間に静かに佇む姿は、眺めているだけで清らかな心にさせられます。
わき水
北海道にも湧水が多く、羊蹄の湧き水は全国的にも勇名を馳せていますが、札幌市内にも名水と呼ばれるのがここ白石神社の境内から湧き出る水です。唯蛇口が1ヶ所しかありませんが、良く知つている常連がくみ取りに来ている様です。この人達を[ポリタン族]と呼んでいるようです。
開基百年祈念碑
白石神社のある白石区は、戊辰戦争に敗れた仙台藩白石領(現在の宮城県白石市)の藩士が明治4年11月に望月寒(現在の白石中央) に開墾の鍬をおろしたことに始まります。彼らは現在の国道12号線の両側に47戸の小屋を建て開墾に努めたことから、当時の開拓使がふるさとに因んで[白石]と命名したものです。写真は、村の開基百年を記念した記念碑です。