勝源神社[日本ミルクコミュニティ札幌工場]

勝源神社
[勝源神社]は、札幌市東区苗穂町6丁目にある[日本ミルクコミュニティ札幌工場]内に設置されている神社です。同社の製品[カツゲン]の発売50周年を記念して、2005年(平成17年)に設けられ、祭壇には、発売当初の[カツゲン]が祀られ、各種試験の合格にあやかりたい受験生大変人気が高い神社ですが、参拝には事前の申し込みが必要です。
左図の写真は見学コースの中にあり、工場内の撮影が禁止されていますので、画像は同社のご承認を頂きwebsiteからダウンロードして使用させていただきました。又、[勝源神社]は一般の宗教法人とは趣を異にしていますが、他の神社と同列に掲載させていただきました。
日本ミルクコミュニテイ札幌工場これが新しく発足した[日本ミルクコミュニティ株式会社]の工場です。この会社は平成15年1月に、全国農協直販(株)、ジャパンミルクネット(株)、と雪印の市乳事業が合体して生まれた会社で、牛乳のブランドもかつての青いケースの[雪印牛乳]から赤いケースの[MEGMILK]に変わりました。[メグミルク]とは、[恵み]と[ミルク]から生まれた言葉で自然の恵み、牛乳のすばらしさを届けたいという気持ちから付けられたと言われています。
雪印乳業
この写真は雪印乳業の北海道総括支店などが入っている建物です。この建物は以前と全く変わっていません。現在の[カツゲン]は、雪印乳業の前身である[北海道製酪販売組合]が、軍人の栄養飲料として生産したのが始まりで、最初の名前は[活素]でしたがその後1956年(昭和31年)に[勝源]と改名され、翌年に[カツゲン]とカタカナ表示となりました。
史料館
写真は史料館の玄関前にあるミニ牧場です。元気な牛達が来館者を歓迎してくれます。
この史料館は雪印乳業が創業50年を迎えるに当たりその記念事業として昭和52年9月にオープンしました。立派な建物で館内は1階から3階まであります。1階は見学者用のPR室、2階は過去から現在に至る機械類の展示室、3階は各種の資料の展示室となっています。
史料館展示室
見学コースでの写真撮影は一切駄目と言うことで写真での紹介は出来ません。同社のホームページに掲載されている写真を転写させて貰いました。この展示室には、創業当時から今日に至る各製品の生産工程が模型で示されている他、生産に使われた機械類も展示されています。技術革新の変遷をよく理解することが出来ます。この機械は[練乳濃縮機]だそうです。
二宮尊徳像

構内の一隅に小さな像が静かに佇んでいます。[二宮尊徳]の像です。雪印乳業の歴史を辿ると、その底流には札幌農学校の碩学の精神が脈々と流れています。この会社を創立した先人達の酪農にかける熱い想いをこれからの雪印もしっかりと受け止め、明日への未来に向けてはばたいて欲しいと思います。[勝源神社]に参拝した後この像と対面して[合格]に向けて頑張って欲しいと思います。