第三テーマ 北海道らしさの秘密

2階フロアは[北海道らしさの秘密][私たちの時代][生きものたちの北海道]の3つのパートから構成されています。明治2年(1869年)7月明治政府は開拓使という役所を置き8月に蝦夷地を北海道に改めました。それ以降明治・大正・昭和時代の北海道における産業や生活の変遷が様々なパネルや写真で展示されています。
開拓使本庁舎(この建物は開拓の村に保存されています)。

この写真は、ニシン魚場の[沖あげ作業]の1コマです。沖に仕掛けた大きな網に入ったニシンを船底につりさげた[枠網]に入れて岸の近くまで運び、写真の[大たも]という大きなすくい網で岸まで運んでいました。

明治時代の炭鉱では、人や馬が石炭を運んでいましたがその後坑内にレールを敷きて馬に木製の炭車を惹かせていました。大正時代に入ると電線から電気を得るトロリー式機関車や蓄電池の機関車が使われる様になりました。

写真は大正時代の中ごろ、倶知安から小樽に向かう列車の車内風景です。車内には石炭ストーブが置かれています。

本州から移住してきた人たちの生活用品の中でも暖房は必要不可欠でした。


第四テーマ 私たちの時代へ

このコーナーでは、明治・大正・昭和の時代的変遷を振り返りながら生活の中で今は懐かしい様々な商品が展示されています。

       蓄音器               ラジオ

        冷蔵庫               洗濯機

第五テーマ 生き物たちの北海道

[生きものたちの北海道]のコーナーでは、北海道の代表的な動物と自然との調和をダイナミックに描いた展示が目を惹きます。