冬のイベント

ホワイトイルミネーション


初冬の夜空を彩る[ホワイトイルミネーション]は、札幌の観光に新たな一ページを加えつつあります。1981年(昭和56年)11月にスタートしたこのイベントは、ニューヨーク市のクリスマスツリーの様なイルミネーションを使ったイベントを創造したいとの熱い思いから実現したものです。スタート当初は、1本のシンボルオブジェに1,048個の電球が取り付けられたものでしたが、年々オブジェの数も増え、更に駅前通りの街路樹にも電球が鏤められ、大きな光の空間を演出しています。このイベントは毎年11月下旬から1月初旬まで行われ、期間中には、会場内で[ミュンヘン・クリスマス市]も開かれます。


この期間大通西2丁目から西8丁目には数々のオブジェが制作され、これらに灯がともると大通公園は一瞬にして幻想的な雰囲気につつまれます。写真は、スズラン(左)、ライラツク(右)です。




札幌駅前通の街路樹にもイルミネーシヨンが輝き街全体が光の海に浮かんでいるような幻想的な雰囲気を醸し出しています。この通りも平成19年からは地下道の建設が始まり樹木も暫くは撤去されこのような光景が見られなくなりました。

さっぽろ雪まつり


世界的にも名を馳せている[さっぽろ雪まつり]は、1950年(昭和25
年)に始まりました。この時の雪まつりは、6個の雪像を市内の中学校、高校の生徒が制作したミニイベントに過ぎませんでした。現在の様な大雪像がお目見えするのは昭和30年の第六回からで、自衛隊が雪像制作に参画して以降年々規模が拡大してきました。第10回頃からは、新聞、放送メディアも積極的に参画し、道外への情報発信が功を奏して観光客も年々増大し冬のイベントとして大きな発展を続けてきました。1972年(昭和47年)に札幌で冬季オリンピックが開催され、これを契機に雪まつりも全世界に紹介され、昭和49年からは、海外からも雪像造りのチームが来札し、国際雪像コンクールも開催される様になりました。永い歴史を持つ雪まつりもこれまでは、大通公園、自衛隊真駒内駐屯地、ススキノの三会場で開催されてきましたが、昭和40年から会場として使用されてきた真駒内駐屯地が諸般の事情で平成17年で廃止となり代替地として新たに[さとらんど会場]が誕生しました。
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新しい会場となつた[さとらんど]は、札幌市の農業体験交流施設で、広大な敷地には様々な施設が作られています。雪祭りでは、巨大な遊技施設などが作られ大自然の中での雪とのふれあいの場が楽しめる会場です。
[札幌雪まつり公式サイト]←CLICK