[藻南橋]は、豊平川の激流部にある[藻南公園]の上に架けられた橋です。[藻南公園]は、札幌扇状地の始まりの部分と言われており、今から約3万2千年前に支笏火山(現在の支笏湖)から流れてきた軽石流がここで止められたと言われています。
    藻南橋の上から下流を眺めると、右側は軟石の荒肌が
    むき出しになった絶壁がつつき、片方橋下は藻南公園
    です。
    このあたりの流れは急流で、かつては[おいらん淵]と
    呼ばれていた処です。
    下流にはこの先[五輪橋][ミユンヘン大橋]
    [幌平橋]などがあり遠く札幌中心街が眺望出来ます。
    素晴らしい景観です。

[札幌軟石採取場]
橋のバルコニーに飾られているパネルです。
このあたりは樽前山の噴火で火山灰が積もって出来た
[きようせき岩]を1870年より札幌軟石として採取していました。


[駅馬車]


この軟石を運ぶために1871年馬車道が開削された。