拡大を続ける札幌商業圏


札幌市の人口推移1960年-1980年

1972年開催の冬季オリンピック開催を契機に札幌は近代都市に向けて大きな変化を遂げました。人口の増大に伴い商圏も拡大し此に合わせた大規模店舗、郊外型大型店の進出も目を見張るものがありました。 人口の増大はグラフの示す様に'60年の61万から5年毎に2桁の伸びを示し、1970年代には100万都市の仲間入りを果たし、政令都市指定に伴い[区制]を実施、新たに開通した地下鉄南北線、東西線は郊外の住宅建設を促進しました。北海道における一極化の流れは札幌市を中心とする札幌圏において益々加速化されることとなりました。

この映像は札幌市制100年を記念して造成された[旭山記念公園]から俯瞰したものです。
市内のショツピングゾーンも、地下商店街のオープンと札幌駅南口の再開発により大きな変貌を遂げました。また、地下鉄の開通により郊外にも大型の公共施設と並んで大型店も続々とオープンして札幌圏の商業圏の地図も大きく塗り替えられました。このような経済的な状況を反映してメディア広告費も大きな伸びを続けています。


地下鉄開通と新しいショツピングゾーン

ゴムタイヤ方式の地下鉄

シエルター方式の採用

大通駅コンコース

札幌駅南口広場