有明神社
[清田区有明107番地]






地下鉄東豊線[福住駅]から中央バスで約30分、途中サッポロドーム、月寒羊種場を経過して、国道36号から右折して[厚別滝野公園通]を走ると有明地区に入り、道路沿いに有明神社が姿を現します。この路線は、便数も少なく1時間に1回の運行でアクセス面では大変辺鄙な場所にあります。


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この神社は、1900年(明治33年)現在地の近くに[産土皇神]を祀つたのが始まりで、1912年(明治45年)現在地に社殿を新築して[公有地神社]と称しました。[有明神社]と改称したのは1944年(昭和19年)です。現社殿は、1994年(平成6年)に造営されたものです。ご祭神は、[天照大神][倉稲魂神][大山祇神][産土皇神]です。



境内に建立されている碑です。写真上図は[所以ノ碑 平成六年十月建立されたものです。



上図は[開拓紀年碑]です。



幹線道路から見たロケーションです。道路を挟んで神社側は広い牧草地の中に森に囲まれた神社の境内です。



(写真上図は[厚別川緑地]です。



この道路は[厚別滝野公園通]で、この道路沿いには、国際スキー距離競技の公認コースでもある[白旗山競技場]への入口もあります。この写真は札幌方向に向かって俯瞰したものですが、山間の静かな環境の中に作られた立派な道路です。



上図は路線バスの[有明小学校]停留場で、直ぐ側に小学校があります。現在の[有明]は、かつては篠路屯田兵の給与地として1890年(明治23年)開拓が始まりましたが、1944年(昭和19年)に[有明]に改称されました。[有明]の[有]は、公有地の[有]をとり、それに明るいイメージ[明]を付加して付けられたと言われています。