定山渓神社
[南区定山渓218番地]





国道230号を定鉄路線バスが[白糸の滝]を過ぎると定山渓温泉です。温泉街に入り間もなく[定山渓神社前]の停留所ですが、その前に[定山渓神社]かあります。大きな鳥居と、神社の標石があり林に囲まれた境内は奥行きが深く、ここからは社殿を見透す事が出来ません。



鳥居をくぐり抜けると、木立の間を長い参道が続きます。一番奥まった処に赤い屋根の社殿が見えてきます。この神社の境内は、1137.6坪という広大な面積です。社殿に向かう途中参道の両側に狛犬が参拝者を暖かく出迎えています。



この神社は、1905年(明治38年)に地元民が守護神として天照大神を奉祀したのが始まりです。1918年(大正7年)9月に社殿を新築して大己貴神他5神を合祀、1934年(昭和9年)に定山渓神社を建立しました。現在の社殿は1950年(昭和25年)に建立したものです。現在[大己貴神・少彦名神・大山祇神・囘象女命・金山彦神・美泉定山命]が祀られています。社殿は、29.2坪の神明造りです。



本殿と並んでもう一つの鳥居と祠があります。ここには[山の神]が祀られていますが、この祠の建立の経緯などはわかりません。[定山渓山神社]と呼ばれているようです。



山の神を祀つている祠です。祠と並んで碑が建立されています。





 二つの碑が並べて建立されています。上図は[馬頭観世音]碑で、1918年(大正7年)に建立、又、下図は[馬魂碑]で、1922年(大正11年)に建立されたものです。





神社の鳥居側に[夕日丘登山口]の案内板が設置されています。(上図)[夕日丘]は、標高594メートルの山でここからは、[定山渓神社コース]で頂上からは湯の町の全景が眺望できるスポツトでもあります。
下図は神社の境内の登山道です。



 神社前を走る国道230号です。前方が定山渓から中山峠に向かう道路です。前方の交通標識から右折するとホテル街に通じます。