阿由葉宗三郎翁之像
この像は、札幌伏見稲荷神社の境内に建立されています。大変大きな石碑で高さが3メートルもあります。阿由葉宗三郎翁は、栃木県足利郡で生まれ、明治20年から23年まで札幌神社(現北海道神宮)の宮司を務めその後、道内の新聞社で健筆をふるっていました。明治41年以降自治活動に尽くされ、特に防火防災事業の推進には大きな役割を果たしています。このような自治活動の功績を称えて昭和9年9月に建立されました。戦時には金属回収で台座のみと成りましたが、昭和57年3月像が復元されました。