[篠路]と言えば[屯田兵篠路兵村]を連想しますが、今回紹介する[篠路神社]は、札幌市北区篠路にある神社です。現在の篠路は、JR学園都市線の沿線にあり、札幌から30分程度の処にあります。篠路地区は、農業地帯で玉葱等の栽培が盛んな地区で、そのため農産物の集荷などに使われていた駅前の倉庫群が札幌ふるさと文化百選にも選ばれています。神社は篠路駅から徒歩3分ほどの処にあります。
この神社は、安政4年箱館奉行石狩調役荒井金助によって[篠路八幡社]として社殿が造営され村の氏神となりました。ここには、天照大御神を始め多くの神々が祀られていますが、昭和31年9月には百年祭が執り行われ社殿等の改修が行われましたが、昭和55年9月社殿を始め社務所などの全改築が終えています。
境内には[馬魂の碑]をはじめいくつかの碑などが建立されています。この碑もその一つです。建立の由来などはわかりません。
龍雲寺と倉庫群
写真左は、龍雲寺です。開拓の先駆者と謳われている荒井金助や早山清太郎のお墓がある歴史の古いお寺です。又、右の倉庫群は、篠路駅前に現存している[さっぽろふるさと文化百選]にも選定されている歴史的建造物です。