藻岩山神社[藻岩山]


ロープウエイ中腹駅舎の近くに[藻岩山神社]が建っています。隣に立っている[由来記]には次の様に書かれてあります。[札幌市民の父なる藻岩山は古くからスキーのメツカとして親しまれて来ました。明治45年3月30日、オーストリアの軍人のレルヒ中佐からスキー術を学んだ札幌市民が藻岩山からレルヒ直伝の一本板によるスキー登山を決行したのが札幌における山スキー発祥と伝えられています。この由緒来歴に基づき、当地における氏神[伏見稲荷大神]スキーの神[ウルの神様]藻岩山縁の[レルヒの神様]札幌冬季オリンピック開催の恩人[ブランデージの神様]を鎮座しています]。以前は赤い鳥居がありましたが撤去されています。
展望台
藻岩山は標高531メートルの山で、札幌市民にとっては父なる山と言われています。山頂にある展望台には、道路のほかロープウエイを使うと便利です。中腹駅から[もーりすカー]に乗り換えて頂上駅に向います。展望台からの眺めは抜群で晴れた日には札幌の町並みは勿論、遠く石狩平野と遠くに連なる山並みを眺望する事が出来ます。特に夜景の美しさには定評があり、札幌の観光スポツトとして脚光を浴びています。
山頂駅
ロープウエイは、山麓駅から約5分で中腹駅に到着します。もいわロープウエイは昭和33年に開通しましたが当時は8人乗りの小型のゴンドラを使用していました。昭和46年札幌冬季オリンピツク開催を機にゴンドラも60人乗りの大型のものにかわりましたが、現在は定員66名のゴンドラで運行しています。
藻岩原始林碑

天然記念物藻岩原始林碑は、ロープウエイ中腹駅の藻岩山神社脇に前に建立されています。藻岩原始林は、学術的にも貴重な森林で、円山原始林とともに大正10年3月国の天然記念物に指定されました。この碑は、当時の文部省と北海道が昭和44年に建立したものです。尚、同じ碑が山頂駅にも設置されています。
シラカバ林
ロープウエイ中腹駅から頂上に向かう道路を挟んで白樺林が広がっています。白樺を見る度に雪の北海道と重なり清純な思いに駆られます。