小別沢のなだらかな山道を登つて行くとやがて神社の鳥居が姿を現します。山道から鳥居に続く参道の両サイドには[マリーゴールド]か植えられ、緑の中に黄色が一段と輝きを増し、参拝者の心を癒してくれます。
大きな鳥居の奥深くに社殿が鎮座しています。廻りを山に取り囲まれた大自然のなかに、神社の敷地は、かつての原野を切り拓いて整地したものだそうです。ゆつたりとした佇まいです。
社殿の正面には、ご祭神の案内ボードが建てられています。それによると、主祭神 御嶽大神として[大己貴命][國常立尊][少彦名命]の三柱の神様を挙げています。この神社は、木曾御嶽神社の流れを汲み、かっては札幌市の東区北23条東1丁目にありましたが、1999年(平成11年9月に現在地に移転したものです。
社殿は、鉄骨造りの神明造りで、一段高い所に回廊があります。屋根の青色が紺碧の空に映えています。神社が新しい事もあり、記念碑の類は一つもありません。
神社の境内から眼下を見下ろすと、福井の町並みと前方左手に[五天山]
右手遠くに[手稲山山頂]を眺望出来ます。
西野真駒内清田線と神社の間には[左股川]が流れここに[宝来橋]が架かって
います。左図は、橋から見る[福井堰堤]ですが、自然の滝のような趣です。
又、右図は、この川に隣接している[左股川緑地]です。
この幹線が[西野真駒内清田線]で、[手稲左股通]と呼ばれています。この道路を進と、盤渓を通って真駒内地区に出ます。