手稲神社境内の碑


手稲神社の境内に建立されている石碑です。中央に[月山湯殿山神社]右に[羽黒山]左に[鳥海山]と刻まれています。これらは[出羽三山]に関連した神社、霊場かと思いますが、この石碑が建立された経緯は知るすべもありません。碑面には、大正6年5月願主千葉豊治という署名がありますので、この方が祈願した記念に建立したものかも知れません。


[牛馬塔]です。開拓時代に苦楽を共にした牛馬を供養するための塔だと思います。


[せのび石]と書かれ目盛りが記された石標です。お子様の成長を祈り参詣する親子が足を止めたくなるような場所です。案内板には[この石は、参拝の折々に子供の成育を見届け今後更なる成長を祈念するものです。又、(せのび=世のび)から、立身、出世、受験合格にもご利益があると言われています]と、書かれています。



鳥居の前に植栽され大きく葉を広げている[ご神木]で、[幸福を招く松]と記されています。案内板には[この黒松は手稲神社と正称された明治32年以前より開拓者によって植栽されていたと伝わり、正月の縁起物[福松さま]は、この松かさより調達したものです]と書かれ、受験生などには幸福を呼ぶ松として人気を呼んでいる様です。