手稲神社奥宮[手稲山山頂]


手稲神社奥宮は、昭和32 年HBCテレビが放送塔完成記念として、北海道放送鰍ゥら新しい奥宮として奉納されたものです。その後昭和55 年石室風の奥宮を建立し現在に至つています。

手稲山山頂に鎮座する奥宮建立の経緯は下の[略記]に記載されていますが、ここには[弥彦大神][三峯大神][九徳稲荷大神][伏見稲荷大神][龍神大神]が祀られています。


鳥居のそばに設置されている[手稲神社奥宮略記]です。ここには大凡次のように記されています。[開拓の昔治水や雨乞い祈願は手稲山を拝し或いは登り山の神を崇めて行われ、何時しか山頂に心ある人々によって[山神小祠]が祀られた。昭和22年10月8日手稲神社の宮司他氏子が資材を背負い登頂しここに[手稲神社奥宮]を建立した。
昭和32年9月11日HBC(北海道放送)より銅板付き社殿が奉納されたが、道内最高地のお宮でのため風雪による損傷もひどく昭和55年に改修が行われ現在に至っている。
下の画像は、手稲神社奥宮広場(上)と、広場から見る[定山渓天狗山・羊蹄山](下)です。画面にマウスを重ねると[夏]と[冬]の景色をご覧いただけます。





(註)画像はお仲間の[Isao Sakata]さんが撮影されたものをお借りしました。



[手稲山]は、北大寮歌[都ぞ弥生]の中でも歌われ、また、1972年の冬季オリンピックの会場としても良く知られた山です。1023メートルの山頂には北海道地区の全テレビ局のアンテナが林立しています。手稲山は、北海道テレビ発祥の原点でもあります。