プロローグ 北と南の出会い

写真上が[マンモスゾウ]下が[ナウマンゾウ]で、解説には[マンモスゾウ]は数万年前の地球が特に寒い時期北海道に渡ってきた、一方[ナウマンゾウ]は12万年前に北海道にわたり、北からの[マンモスゾウ]と南からの[ナウマンゾウ]が出会った。と書かれています。




第一テーマ 北海道120万年物語

[北海道120万年物語のコーナーの全景です。ここでは発掘調査での出土品が多数展示されていますが次の図は縄文文化の晩年(3.000-2.300年前)の生活の様子を遺跡などの調査を基にして再現したジオラマです。


海岸の段丘には半地下式の[竪穴住居]を作り、その周辺に[墓][土器焼場][祭の場]などがあります。4-5軒の住居には十数人の人々が住んでいたと考えられます。(案内板参照)


第二テーマ アイヌ文化の世界

北海道が蝦夷地と呼ばれていた頃の文化をアイヌ文化とよび、その担い手がアイヌ民族でした。このコーナーでは、アイヌ民族の暮らしや文化などを様々な角度から紹介していますが、ここではそれらの中からいくつかをピックアップして紹介します


アイヌ民族が米俵と交換したサケ(カラサケ干鮭千本)。

アイヌ民族の武器は弓矢と銛が中心で火縄銃も30-40挺ほど持っていました。矢には強力なトリカブトの毒が塗ってあり、防具は木製の鎧でしたが鉄や皮製の鎧兜を身に着けていた者もいました。    

17-18世紀頃交易のため蝦夷地のアイヌ民族の村に毎年1回やってくる和人とアイヌ民族が行う儀式の様子です。
和人からアイヌ民族への交換品。


アイヌ民族の工芸品


  和人からアイヌ民族への交換品   日本海を往来した北前船のモナイ(弁財船