建物は旧棟と新棟からなり新棟の玄関から中に入ると正面に北海道遺産の認定証が掲示されています。この建物は、開拓使時代の洋風建として平成7年(2005年)11月12日認定されたものです。資料館のパネルにはこの建物の特徴として[和風土壁]と[小屋組]についての説明があります。[和風土壁]とは[この建物の旧棟部の外壁は子舞壁と呼ばれる和風の塗壁の一種で日本古来の伝統的技術に基づく土壁である]又、[小屋組]については[屋根の荷重を支える骨組みを小屋組と云い和風と洋風に分かれる、この建物は旧棟部が洋風小屋組みでキングポストトラストを採用している、この工法を採用しているのは琴似屯田兵屋である。新棟部(増築部
)は、日本古来の建築工法である和風小屋組みを採用している、一体となっている建物の中で和風と洋風の小屋組みを採用している点がこの建物の特徴である]。
新棟は、玄関、居間、台所があり玄関から回廊の土間があり通路を挟んで便所、納屋、馬小屋があり、この新棟が資料館の展示スペースとして使われています。<参考画像 旧棟> 旧棟には、大広間と8畳2部屋6畳2部屋、旧玄関、縁側があります。 |