大友亀太郎像
札幌村郷土記念館
[札幌村郷土記念館]の正門です。かってはここに村役場があったそうですが、往事の原野とはうつて変つて現在は地下鉄東豊線[環状東駅]を降りるとすぐ近くの住宅地の真ん中にあります。展示室は1階と2階にあり、札幌村のタマネギ栽培に関する資料や、大友亀太郎の資料などが多く展示されています。
大友亀太郎像

札幌の中心を流れる[創成川]は、昔は[大友堀]と呼ばれていました。この堀を作ったのが大友亀太郎です。この像は創成川の北2条河畔にありましたが、創成川の工事のため、現在地に引っ越してきたものです。ここは大友亀太郎が最初に開墾の鍬をおろした場所だけに感慨深げに四囲を見渡しています。
札幌玉葱記念碑
大友亀太郎像と向き合って[札幌タマネギ記念碑]があります。碑には[我が国の玉葱栽培はこの地にはじまる]と刻まれており、台座の説明文には次のように記されています[日本の玉葱は明治4年開拓使が米国から種子を輸入して札幌官園で試作した後、多くの苦心が重ねられた。明治30年代には札幌村に始まった玉葱は次第に近村に広がり篠路、白石村を含めた大産地となる。札幌特産として全国に出荷されるばかりでなく、広く外国にも輸出されてその名声が一段と高まった]。
見取り図
札幌村郷土記念館は、地下鉄東豊線[環状通東駅]から徒歩3分の場所にあります。環状通は、市営バスの定期路線で、交通量も多く、大変賑やかな通りです。
札幌村郷土記念館 札幌市東区北13条東16丁目  011-782-2294