屯田郷土資料館現在、札幌市内で屯田兵の屯田が地名となって残っているのは、北区屯田といわれるこの地域だけです。現在の屯田の地名は、篠路屯田兵村の名残といえます。屯田郷土資料館は、昭和63年10月に屯田兵による開拓100年の歴史を記念して開設されました。館内には、実物大の屯田兵の家屋が再現され、内部の土間やいろりなどによって、入植当時の屯田兵の生活をうかがい知ることが出来ます。この資料館からほど近くには[屯田開拓顕彰広場]や[江南神社]等もあり、篠路兵村の中心地であった面影を留めています。
                          

資料館のパネルは[生活・文化][篠路兵村のくらし][屯田兵屋][篠路兵村を拓く][水とのたたかい]等のジヤンルに分かれて展示され、当時の暮らしぶり、教育、文化を知ることが出来ます。


治安維持を目的として設置された札幌邐卒屯所


[生活・文化]のパネル展示室


[学校教育]のパネル展示室


[兵村を守る]消防隊の展示コーナー