最初の幌平橋…1927年、札幌の[幌]と豊平の[平]をとって名付けられた幌平橋は完成するや街の発展に大きく寄与しました。幅員5b、長さ159bの木橋は個人の架けた橋としては当時日本一と言われました。
2代目幌平橋…1937年に幌平橋は北海道の管理になり、新しい木橋として架け替えられました。
3代目幌平橋…1954年に掛け替えられました。
[提携記念板](写真左図)
ここには、札幌・ポートランド両市長のメッセージが刻まれています。メッセージには[札幌・ポートランド姉妹都市提携35周年を記念し、両市の友好の象徴としてポートランド広場と命名した]と記載されています。
[モニューメント[(写真中図)
この彫刻はポートランド市から寄贈されたもので[リーケリー]氏の制作されたものです。この金属で出来た彫刻は、幅1メートル、高さ1.5メートルです。[豊平川とサケ]を表徴するようなモニユーメントです。
[幌平橋架設記念碑] 中の島河畔のビルの一隅に建立されています。
[中の島駅]を過ぎると今度は[中の島地区]です。ここで[環状通]と交差していますが、この通には[南十九条大橋]が架かっています。[南十九条大橋](写真下左図)は、昭和46年12月に完成した橋で橋長236.0b、幅員は30.5bです。この橋の幅員は豊平川に架かっている橋の中で一番広くなっています。この橋の下に[無名橋]がありますが、ここから札幌の中心街を流れる創成川の上流[鴨々川]が豊平川から分流しています。
[中の島神社]
豊平川に架かる[南19条大橋]を渡り中の島地区に入ると程なく[環状通]の左手の緑に囲まれた森の中に[中の島神社]の鳥居が姿を見せます。この神社には、[大国主命(土地の幸せを護る神様)][稲倉魂命(食物と商売繁盛の神様)][水波能亮命(水の神様)][弁天宮命(水の神様で戦後孵化場から合祀した神様)]などの神々が祀られています。
また、神殿の前に巨木が2本並んで大きく葉を広げて聳えています。これが[中の島神社の御神木]で、樹齢200年を超すハルニレの木です。案内ボードによると、この御神木には[地の神]が宿つていると言い伝えられ、この木に触れると、足腰の疲れ、肩こりなどの健康回復、頭の切り替えに良いと言われています。
[精進川]は、南区と豊平区を流れる全長13.2キロの川で、明治中期から定山渓鉄道が開通するまで、木材の搬送に利用されていた大きな川でした。精進川と豊平川に囲まれた中州は、現在の中の島にあたります。その後、精進川は、昭和7年に豊平川との合流部分がせき止められ、現在の姿になりました。平岸との境である平岸1条17丁目には、「精進川の滝」があり、そこから下流に沿って、精進河畔公園が広がっています。