有島武郎は、1978年(明治11年)東京で出生。学習院中等科を卒業後札幌農学校に入学、アメリカ留学後は東北帝国大学農科大学の教授を務め12年間北海道で過ごしました。白樺派を代表する作家として多くの作品を遺していますが、基督教徒でもあった有島は、1922年(大正11年)現在のニセコ町に不在地主として所有する[有島農場]を小作人に無償開放した事は余りにも有名です。この記念公園は平成元年に造成されましたが、[有島武郎記念館]は、有島の理想を後世に伝えるべく1948年(昭和23年)に創設され現在に至っています。(註)写真は記念館のパンフに掲載のものです。