この神威岬は平成16年には北海道遺産にも指定され、シヤコタンブルーと言われる神威岬の景観は訪れる人に大きな感動を与えています。
神威岬の先端にはいくつかの小島がありますがその中の一つ[神威岩]には、今も義経に絡んだ伝説が伝えられています。
[かつて奥州から逃れた義経は日高の首長のもとに身を寄せ、そこの娘[チヤレンカ]は義経を恋する様になりました。北に旅たった義経の後を追ったチャレンカは神威岬にたどり着きましたが、既に義経は出帆したあとでした。悲しみにくれたチヤレンカは海に飛び込み投身自殺を図りました。その姿がやがて岩と化したと言い伝えられてきました。そのためかつては神威岬は女人禁制の地となつていました。]神威岩は別名[チヤレンカ姫]とも呼ばれているようです。
2003.07.14日撮影


大海原にダイナミツクにせり出した[神威岬]。この先端までの約770メートルは[チャレンカの小道]と呼ばれ、両側に日本海の雄大な眺めを望む事が出来ます。岬の先端には灯台も設置され、ここからは間近に[神威岩]など数々の小岩を見ることが出来ます。風の強い日が多く遊歩道が閉鎖される事も屡々です。
☆2010.07.28日 この日も天候に恵まれず、神威岬周辺は強風のため先端までの遊歩道は閉鎖される。三回目の挑戦もままならず写真の更新が出来ませんでした。