[神仙沼]は、北海道でも海と山の景観に富んだ[ニセコ・積丹・小樽海岸国定公園]の中にあります。この沼は[神仙沼自然休養林]の一つで、周辺には[長沼][大沼]などの沼や、美しい花で有名な[神仙沼湿原]など、自然美あふれる環境の中で静かに佇んでいます。(撮影日 2006.6.28日 天候不良)

[神仙沼]命名の由来

昭和3年1月7日、日本ボーイスカウトの生みの親である下田豊松氏一行が、ニセコ山系に青少年の心身修養訓練道場の候補地を求めその探査中に発見されたものです。
独特の青色した静寂の湖面には、湿原性赤エゾマツが逆さに映つり、岸辺には名も知らぬ水草が繁り、まさに別世界へきたような景観と、そのあまりにも神秘的な雰囲気に呑まれ[神・仙人の住みたもう所]との印象を受けたことから[神仙沼]と名付けられました。
左側の写真が、命名の由来を記した案内ボードです。