写真上左は[地下鉄自衛隊前駅]です。駅前の[平岸通]を南下すると高架下に[交通資料館]の建物があり(写真上右)この玄関を挟んで南・北に[屋外展示場]があり歴史的な電車・バスなどが展示されています(写真下左)。この資料館は、昭和50年2月にオープンしました。更に南下すると[地下鉄真駒内駅]の手前で[五輪通(写真下右)]と交錯します。
<註>現在の資料館は2024年(令和6年)5月1日新しくオープンしました。高齢のため更新の取材が出来ませんので記録用として以前の画像を残しました。

屋外展示場(札幌市の電車・バス・地下鉄の車両が展示されています)。



この電車は、札幌市が戦後の混乱からようやく立ち直りを始め、人口の膨張とともに増大する通勤・通学輸送に対処するために昭和24年から3年間で20両を製造した大型ボギー車です。
昭和46年12月廃車まで23年間最も長い年月にわたり市民に親しまれてきました。


大正9年1月にこのプラウ式除雪車が誕生しました。現在の[ササラ電車]のはしりでしょうか。


この[はるにれ]は、昭和40年11月ゴムタイヤを使用した案内軌条式電車を開発するため、第三次試験車として製作されたものです。この後第四次試験車[すずかげ]が製作されました。


この電車は、世界で初めてのゴムタイヤを使用した案内軌条式車両の実用1号車です。昭和45年8月に試験車として真駒内の教習線に搬入され、その後昭和60年の廃車まで100万キロを超える営業運転で市民に親しまれてきた先駆的車両です。


屋内展示場(年表・模型・乗車券・部品・記録写真などが展示されています)。



展示室に掲載されている写真パネル(交通の歴史が網羅されています)。


歴代の地下鉄車両の模型が写真パネルと併せて展示されています。


札幌市の地下鉄車両の変遷(試験段階から最新の車両までを一覧で表示しています)。