五輪通

現在の[五輪通]は、1972年の札幌オリンピックの開催に向けて整備された道路の一つで、会場となった真駒内屋外競技場、真駒内アイスアリーナへのアクセス路として整備された道路ですが、別名で「オリンピック道路」とも呼ばれています。[五輪通]は、長さ5.26kmの道路で起点は札幌市豊平区西岡3条11丁目(水源池通交点)で、終点は札幌市南区北ノ沢8丁目です。この道路は、豊平川と真駒内川を跨いでおり、豊平川には[五輪大橋]、真駒内川には[五輪小橋]が架けられています。写真下左図は五輪大橋から国道230号線を俯瞰したものです五輪小橋を渡ると道路の両側は木立が生い茂り素晴らしい景観です。

五輪小橋から国道230号線を俯瞰五輪通

豊平川に架かる[五輪大橋]から眺めた写真です。写真左図は、下流の札幌市内方面です。[藻岩橋]や[ミュンヘン大橋]などが望まれます。また写真右図は、上流の写真です。

五輪大橋から下流を俯瞰五輪大橋から上流を俯瞰

本郷 新  雪華の像五輪大橋の五輪マーク
[五輪大橋]の欄干には、五輪のマークが飾られオリンピックの思い出を留めています。

写真上図は、真駒内公園に建立されている[雪華の像」です。この像は札幌冬季オリンピックのモニュメントとして1971年真駒内屋外スピードスケート場前に設置されました。この作品は、本郷 新の作品で、この像の高さは12メートルで、台座の上には二人の女神がオリンピックを祝って躍動的なポーズをとっています。


五輪大橋の標石[五輪大橋]に飾られている彫刻。

山内壮夫作[飛翔] 本郷 新作[花束]。




山内壮夫 飛翔 山内壮夫 飛翔 北郷 新  花束 北郷 新  花束

五輪小橋の標石[五輪小橋]二飾られている彫刻。

佐藤忠良作[雪娘][えぞ鹿] 本田明二作[栄光]。




佐藤忠良 雪娘 佐藤忠良 えぞ鹿 本田明二 栄光 本田明二  栄光

[五輪小橋]を渡るとすぐ左手に瀟洒な建物が見えます。この建物は北海道を代表する建築家田上義也氏による[札幌市豊平川さけ科学館]です。1979年からさけ稚魚の放流が始められましたが、1984年この科学館がオープンしました。道路を挟んで右手に[真駒内公園]が広がります。[真駒内]と言えば1972年のオリンピックの競技会場があった場所として良く知られています。[真駒内公園]は、その屋外競技場がある場所で、南北1.7キロ東西0.7キロの平坦な森林公園ですが、針葉樹や広葉樹の樹木に囲まれ、春にはエゾヤマザクラ750本、ヤマザクラ30本が咲き誇る桜の名所としても市民に親しまれています。この公園には一周10キロのジョキングコースも設けられており、冬になると歩くスキーのコースに変わります。[五輪小橋]の下を流れる[真駒内川]は公園内にも流れています。

札幌市豊平川さけ科学館]真駒内公園

ご存じの札幌オリンピック会場となった[屋外競技場]です。オリンピック終了後も正面の五輪マークがオリンピックの思い出を留めていましたが、アイスアリなナー同様命名権が売却されて、五輪のマークがなくなりスポンサー名が表示されています。

旧オリンピック施設 屋外競技場現在の競技場