情報番組とテレビ広告
時代の変化とともにテレビ番組に対する視聴者のニーズにも変化が見られ、これまでの娯楽中心のテレビ視聴は二ユース、情報番組へとシフトする傾向が強まってきました。これまでは二ユース、情報番組の営業化には広告主の業態にも関連して難しい局面があり、ニユース・情報は[NHK]、娯楽は[民放]という色分けが強かったものが、民放の情報番組、地域密着路線への取り組みが高く評価され、広告面での考え方にも大きな変化が見られる様になりました。北海道エリアにおけるテレビ各局のこれら番組に対する取り組みも年々本格化して、夕刻の時間帯は[情報番組戦争]と言われるような鎬を削る闘いが繰り広げられています。
北海道地区で情報番組の先陣を切つたのはHBCテレビの[テレポート6]です。1975年2月3日スタートしましたが、この時代放送時間の午後6時台は子供向けの番組全盛時代でしたが時代の先を読んでの英断は高く評価され放送開始後年々視聴率も鰻登り、営業的にも提供スポンサーの調整に苦労続きのうれしい悲鳴が聞かれました。この様な状況から夕刻帯は情報番組の時間帯として定着し、HBCテレビに続いてSTVテレビ、HTBテレビ、uhbテレビ、TVhなども続々と情報番組を編成して熱い戦いを繰り広げています。
この背景には、広告主の情報番組に対する広告提供の考え方が大きく変化した結果であり、このような営業的な支えが情報番組のコンテンツの充実に繋がる処となりました。
道内テレビ各局の情報番組(代表的な番組) 2006年9月現在
|
---|