手稲記念館
地下鉄東西線の西のターミナル[宮の沢駅]から徒歩10分程の処に[手稲記念館]があります。この記念館は、1969年に旧手稲町の開拓の歴史を永く保存することを目的に開設されたものです。現在此処は札幌市西区西町南21丁目で、札幌郊外の住宅地として大きく発展しており開拓当時の面影が残っていませんが、この記念館の中には当時の記録が数多く展示されています。
手稲記念館の周辺には[札幌市生涯学習センター ちえりあ][白い恋人パーク][時習館跡地][上手稲神社]などが地下鉄宮の沢駅を中心に点在しています。
札幌市生涯学習センター ちえりあ |
白い恋人パーク |
時習館跡地 |
上手稲神社 |
手稲開基百年記念碑
碑誌には次のように記載されています。
[今ここに手稲開基100年を迎えた。このときに当たり手稲草創の時代より今日まで数代に亘つて厳しい風雪と血のにじむ困苦に堪え、たゆまぬ努力を町造りに捧げられた先人の先達に感謝の誠をこめてこの碑を建立し、以て永く後世に伝えることとした]この碑は、1971年(昭和46年)4月20日に建立されました。又、[開村50年記念碑(大正10年建立)][開村80年記念碑(昭和26年建)]は、手稲コミニュティセンター敷地内に建立されています(手稲本町3条1丁目)。
開村50年記念碑 |
開村80年記念碑 |
上手稲開村記念碑
1871年(明治4年)、旧仙台藩士片倉小七郎邦憲(白石城主)が北海道開拓を命ぜられ、家中(家臣)150戸600人を連れて渡道しました。このうちの50戸241人が、翌1872年(明治5年)入植したのがこの上手稲です。これを記念して1909年(明治43年)11月3日に碑が建立されました。1967年(昭和42年)上手稲神社から現在地の記念館前庭に移されています。
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