北海道で電波広告がスタートしたのが1952年3月10日、北海道放送(HBC)ラジオですが、その放送広告も今や半世紀を折り返しデジタル化と言う新たな放送新時代を迎えています。このWebは北海道の民放50余年のみをグラフを中心にアウトラインを記載したものです。データーの多くを電通[日本の広告費]と北海道民放各社の資料により作成しました。詳しくは[北海道ラジオ・テレビ広告資料館]並びに[北海道電波広告変遷史]をご参照いただければ幸いです。  
  開設   2011/04/2 5 更新2024/3/25


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  サブタイトル   グラフ名   概  要
 全国広告費・媒体別広告費 表1 総広告費推移(1955-2004)



表2 媒体広告費推移(1961-70)
表3 媒体別広告費推移(1971-80)
表4 媒体別広告費推移(1981-88)
< 表5 媒体別広告費推移(1989-2004)
約半世紀余の日本の広告費はどのような推移を辿ったかをグラフで検証。特に1975 年以降媒体別広告費ではテレビ広告費がトップの座を維持している点に注目していただきたい。 
 北海道の電波広告@

 (1950年代)
表6 HBC-R収入推移(1952-56年度)
表7 R広告費地域別シェア(1958-60)
表8 媒体別広告費シェア(1957-60)
表9 R広告費地区別投下額(1958-60)
表10 TV広告費地区別投下額(1958-60)
北海道地区での電波広告はHBC-Rの開局で幕を開ける。R開局後5年後TVが開局、皇太子ご成婚の一大イベントを境に広告費のウエイトはラジオからテレビに変わる時代であった。 
 北海道の電波広告A

 (1960年代その1)
表11 経済生長率比較(1961-70年度)
表12 北海道の経済水準(1961-70年度)
表13 札幌市の人口動態(1950-70年度)
表14 道内各地域の人口動態(1960VS70)
表15 札幌市の産業別就業者数(1960-70)
表16 札幌・小樽卸売販売動向(1950-85)
この時代、北海道第二次開発計画が進められ産業基盤の整備と共に人口も増大したが、札幌を中心とする道央圏への集中化傾向が進と共に、過疎、過密の二極化現象が顕著に顕れ始めた。 
北海道の電波広告B

 (1960年代その2)
表17 媒体別広告費(1961-70)
表18 媒体別広告費シェア(1961-70)
表19 地元広告費シェア(1961-70)
表20 個人消費支出の比較(1964-65)
表21 耐久消費財の普及率推移(1961-70)

HBCラジオでスタートした北海道の電波広告もその後HBCテレビ、STVテレビ、STVラジオ、HTBが相次いで開局し、本格的な放送メディア時代の幕開けとなった。
 
 北海道の電波広告C

 (1970年代)
表22 媒体別広告費(1971-80)
表23 電波収入推移(1971-80)
表24 広告費の全国対比(1971-80)
表25 地元広告費推移(1971-80)
表26 札幌市の広告投下額(1971-80)
表27 札幌市の広告費シェア(1971-80)
ニクソンショツクで幕を開けたこの時代にはオイルショツクなどの厳しい経済環境に遭遇し、広告費にも大きな影響をもたらしたが、民放テレビ発足以来テレビ広告費が初めて新聞広告費を凌駕した特質すべき時代となった。 
 北海道の電波広告D

 (1980年代その1)
表28 経済生長率の推移(1971-88)
表29 実質経済生長率(1960-88)
表30 TV広告費地域別投下額(1985-88)
表31 TVスポット投下額(1985-88)
高度成長に支えられてきた民放業界も'80年代の厳しい経済環境のもとでは[低成長][多局化][ニューメディア]の三重苦の克服が大きな課題となった時代である。 
 北海道の電波広告E

 (1980年代その2)
表32 媒体別広告費(1985-88)
表33 媒体別広告費シェア(1985-88)
表34 電波収入推移(1981-88年度)
表35 地域別TVスポット収入(1985-88)
表36 ラジオ収入推移(1985-88)
この時代、中央広告主のマーケッテイング活動にも大きな変化が生まれ、広告費の大都市集中化とスポット広告重視の傾向に、地方局は如何に対応すべきかが最大のテーマーとなつた。 
 北海道の電波広告F

(1990年-2000年代その1)
表37 全国総広告費伸び率(1989-2004)
表38 媒体別広告費シェア(1989-2004)
表39 地区別投下額シェア(1989-99)
表40 TV地区別投下額(1989-99)
表41 R地区別投下額(1989-99)
本格的な放送衛星時代の到来に向けて、多メディア時代の地上波の対応が急務となったもののバブル崩壊後の広告業界も試練の時代を迎える事となる。 
 北海道の電波広告G

(1990年-2000年代その2)
表42 TVスポット収入(平成元年-15年度)
表43 TVスポットシェア(同上)
表44 R収入推移(同上)
表45 R(AM・FM)収入シェア(同上)
平成に入ってからの北海道経済は相次ぐ凶作などの要因により厳しい環境に晒された。中でも拓銀の営業破綻は本道の経済、産業など全般に大きな影響をもたらした。